【タイ語独学】初心者におすすめしたい教材(ジャンル別)と勉強法 – 2022年版
タイ語の勉強を始めたのはロングステイを開始した5年程前。
タイ語の習得はまだまだですが、これまでの失敗経験を踏まえ、初心者向けにおすすめしたい教材(ジャンル別)と学習法を記事にしてみました。
如何に効率よく学習して行くか。結論から先に言うと、語彙力アップに加えて”正しい発音”の習得が一番の近道でした。
目次
初心者向け – おすすめのタイ語教材・学習書
入門書 – 旅の指さし会話帳 タイ
本屋へ行くと「語学」ではなく「旅行」のジャンルにおいてある事も多い本です。海外旅行時にガイドブックと一緒にとのイメージの方も多いかと思いますが、タイ語の入門書としてもすぐれた一冊です。
5年以上実際にタイに住んでいるからこそわかる、厳選された語彙。そして単なる、会話・単語帳としてのみならず、読み進めているうちに自然にタイ文化、風俗等の知識も得られてしまう、すぐれた一冊です。
・関連記事 :
【旅の指さし会話帳】タイ語学習最初の一冊としてもおすすめです
語彙力強化 – タイ語の覚え方・使い方 (Book1/ 2)
上下巻を通して基本的な単語2500語を効率よく覚え、且つ使い方(簡単な文法)もマスター出来る様に構成されています。幸い文法は無いに等しいタイ語では、語彙力アップが上達への一番の近道です。
初心者向け語彙学習は先ずはこの上下巻で十二分。それから次へのステップは、みなさまそれぞれが目指す方向、環境別で選んで頂ければと思います。
リスニング力強化 – とにかく使えるビジネスタイ語
⇒ とにかく使えるビジネスタイ語-基本の挨拶からビジネス専門用語まで
「本は聴く」のオーディブルに無料体験入会した折、たまたま見つけた一品です。タイトルの【ビジネスタイ語】だけ見ると、少し上級者向けではと身構えてしまいますが、収録内容は以下「チャプター一覧」の通り基本からカバーされています。
日本から進出の製造業が多いタイならでしょうか。品質管理等、生産現場関係の項目も多く並んでいます。それらは、参考程度に聞き流すのも良し、スキップ機能も付いていますので適宜飛ばしても良いかと思います。
以下の通り総チャプター数は39。各チャプターの収録時間は平均7,8分、トータルでなんと5時間56分と、これでもかとの内容です。ちなみにタイトルに「iPodで」と記載されていますが、WindowsでもAndoroidでも聴取可能でした。
この教材と出会ってから、語学学習は『単語で覚えるよりフレーズで、且つ音声での習得が一番の近道』を実感。もっと早くに出会いたかったの一言です。タイ語習得上でツボである声調、発音は、本を読むだけ時間の無駄です。外国語学習全般に言える事ですが、特にタイ語は『耳で聴いて覚える』がおすすめです。
とにかく使えるタイ語
上記【とにかく使えるビジネスタイ語】の基礎編にあたるのが【とにかく使えるタイ語】です。
どちらを購入しようか迷いましたが、紙媒体ではないので、書店で実際に手に取り中身を確認する事は出来ません。結局私は2冊共購入しましたが、重複している箇所も多く、どちらか一冊で十分かと思います。両書の比較レビューを以下にて記事にしています。適宜ご参照下さい。
・参考記事
【比較】とにかく使えるタイ語とビジネスタイ語
オーディブル体験入会で無料でゲット!
なお上記双方共に単品購入も可能ですが、オーディブルに体験入会すれば1冊無料で入手出来てしまいます。また、うれしいことに無料体験終了後も、本は手元に残ります。
・オーディブル関連記事:
>【オーディブル】入退会方法/使い方
>【オーディブル 】退会理由とリビュー
ライティング力強化 – タイ文字読み書きの基礎
発音が最大の難関であるタイ語ですが、タイ文字はその原点、発音記号そのものです。
巻頭の概略説明の後、問題形式がひたすら続く、書いて手で覚える、理屈抜きで誰でも習得可能な構成になっています。また、使用頻度の高い文字は練習頻度が高くなっている等、よく作りこまれています。
ネットで検索してみましたが、アマゾンジャパンでは在庫切れが続いており、実質タイでのみの販売のようです。ちなみに管理人はバンコクのタイ日経済技術振興協会(ソーソートー)で購入。当時200バーツでした。バンコクの紀伊国屋にもおいてあります。
ご参考までに以下ソーソートー地図です。1階売店にあります。
地図:
なお東京のアジア文化会館(ABK)とソーソートーは提携関係にあり、同書はABKで扱っているかもしれません。
マリンのタイ語生活
タイ文字学習には、こちらもおすすめです。何かと取っつきにくいタイ文字ですが、カラーイラストを多く用い、楽しみながらタイ文字を学べる工夫が多く凝らされています。
表現力強化 – 目指せタイ語の達人
タイネーティブが使う自然なタイ語、200文型、用例800文が収録との触れ込みの本です。内容的には中級、またはそれ以上ですが、私の場合は構文集として活用しました。使用頻度順ではなく、タイ文字順に収録されており、冒頭から覚える事なく、日常生活で使えそうな文を抜粋、反復しましたが、表現力、会話力アップに効果がありました。私はバンコクの紀伊国屋で購入しましたがアマゾン他でも販売されているようです。
補完 – 間違いだらけのタイ語
タイ語基礎学習において、日本人が犯しがちな典型的な間違いを146の例文を用い説明しています。管理人は上記【タイ語の覚え方】で単語、文法を一通り学習した後、購入。読んでなるほどと思える『新たな気づきを、そして定着に役立ちました。』
初心者向け – おすすめの勉強法/学習法
やや乱暴ですが、タイ語習得上、文法はあってないようなもの、かぎとなるのは語彙力と発音との理解でいます。
最大の難関は声調。たかが声調とは思うのですが、これが違うと見事に通じません。管理人はこの点を甘くみていました。
それらを踏まえて、以下おすすめの勉強法です。
1.【タイ語の覚え方・使い方】
先ず語彙力の強化。この本で基本的文法も習得できます。
2.【とにかく使えるタイ語】
上記1と併行してこちらでリスニング+スピーキング力を強化。
繰り返しになりますが、管理人はここをおろそかにし大回りをしてしまいました (^-^;
3.【タイ語の読み書きの基礎】
時間をみつけてタイ文字も。タイ文字は発音記号そのものです。
タイ語学校に通う必要の有無
今回記事にしている程度までであれば、独学で十分です。
己を律する事が出来るか否か、この点が難しいのですが、それだけかと思います。
ただし、勉強仲間を見つける他、機会があれば一度試されるのもいいかと思います。
関連記事:
>東京でタイ語入門講座に通ってみた – ABK(アジア文化会館)
>タイ語駅前留学 / TLA 通学記
バンコクの古本屋 / 豊富なタイ語の教材・学習書
規模はそれ程大きくありませんが、バンコクには蔵書量、質共に充実の古本屋があります。
店内にはタイ語のコーナーもあり、「タイ語学習の古本」というジャンルに限って言えば蔵書量は世界一かもしれません。
以下上記店舗の紹介記事です。適宜ご参照ください。
・関連記事:
>バンコクで立ち寄るお店【古本屋キーブックス】
まとめ
どこまでを入門・初級と定義するのか定かではありませんが、先ずは上記要領にて基礎固め。その次のステップへは、みなさまそれぞれが身を置かれている場所、シーン、目的により学習方法を選択して頂ければと思います。
タイ語はメジャーな言語と比べると、教材、学習書の数は見劣りしますが、上記の他色々あります。書店で手に取り、相性の良さそうなものを選んで頂ければと思います。管理人も購入前は数回書店へ足を運びじっくり選びました。
ご自分にあった勉強法を見つけて頂くにあたり、今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。
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タイにてロングステイを開始後、6年間。調べに調べたとっておき情報を公開しています。