記憶に残る大会でした! サコンナコンRunder 2019 マラソン (その1)

ハーフに参加してきました!

道中かなり遠かったのですが、記憶に残るすばがしい大会でした。




 

大会概要

大会名: サコナコン Runder 2019
場所 : サコナコン ターレー地区 Tharae, Sakon Nakhon
開催日: December 22 2019
ハーフ:午前5時発走
発走時気温:20℃
参加者:約750名(ハーフ)
参加申込サイト:https://www.runlah.com/events/srd19

**Runderとは:英語のRUNと、タイ東北部の方言のDER=Letsで『Lets run』の意味です。

 

サコナコンのターレーってどこ?

サコナコン市内から北東へ約20KM。ターレー地区概要につき、以下Northwave サバイサバイタイランド様より引用です。

サコンナコンのターレー地区は、タイ最大のカトリック信徒の町で、記録によればそのルーツは1884年に、当時フランスに統治されていたベトナムからこの地へ移住してきた人たちにまで辿ることができます。

当時はフランス人司教に導かれた、100人に満たない小さな集団でしたが、まだキリスト教に対する理解の乏しかった周辺住民との葛藤もあり、徐々に信徒たちが集まり始め、ここターレーに碁盤の目のような区画と、フランス風建築の町を築き上げ、安住の地としてきたところ。

今日では1万人を超える町に成長し、住民の90%以上がカトリック信者なんだそうです。毎年クリスマスの季節になると、イエス・キリストの降誕を象徴する星型の飾りを軒先に飾るほか、パレードも行われ盛大にお祝いされます。熱帯の仏教国の中で、力強く守り抜かれてきたカトリックの伝統が、サコンナコンにはあります。

話は少しそれますが上記引用元のサバイサバイタイランド様は北海道North FMでタイ情報を発信されている番組。興味深い取材を多くされています。以前このブログで『モバイル音痴のおっさんでも出来た無料VPN接続』を記事にしましたが、この放送を聴きいてみたかったからです。




で、そのターレーの中心にあるのがSt. Michael教会。今回マラソン大会のスタート・ゴール地点となります。

St. Michael教会。ここがスタートとゴール地点。

イメージは船。何時かは故郷ベトナムへとの思いを込めて。

ワイアでサンタが昇り降りしていました。

クリスマス時の演劇の練習中?

教会内

教会そばの洋館

洋館

お洒落なカフェも

Cafe。街中クリスマス装飾でいっぱい。

異国情緒あるれる街並みです。少し教会設立当時の時代背景を調べてみたくなり、地元タイ人の知り合いに話を伺ったり、手元の本のページをめくってみました。

1884年 St Michael教会設立
1888年 パークナーム事件。仏メコン左岸取得、右岸25km非武装化。
1896年 英仏宣言。チャオプラヤを緩衝地帯化。
1933年 洋館設立

・ベトナムからのタイへの主要移民先はウボンラチャダニとナコンパノムらしい。
・当時は湿地帯でなにもなかたっというこの地に何故?
・教会設立当時もタイ領ではあったろうが微妙な時期。移民という表現は当たるのか?
・加えてホーチミンも一時期お隣ナコンパノムに逃亡していた
等等、興味は尽きません。イサン、深いです。

マラソン当日、ご一緒させて頂いたサコナコンで学校の先生をされている方に、その辺の情報入手をお願いしているところ。適宜記事更新します。

参考文献:
やや教科書的な記述内容ですが通史を知る上でよく纏まっています。通しで読む必要はなく、都度お世話になっています。

レースキット受取

教会内講堂が受取場所となります。この大会は昨年が初開催、今回2回目との事ですがスムースでした。

教会内の講堂

会場へのアクセス

会場の教会ですが、グーグルマップでの目算ではサコナコン市内から会場まで10KM程度、なのでバイクをレンタルして行ったのですが遠かった。片道約20KM、なんだかんだで40分程かかりました。車がおすすめです。大会当日の駐車場は教会前の空き地他、特に問題なさそうでした。

少し長くなりそうですので、大会当日の様子は別記事でアップさせて頂きます。

・サコンナコン関連情報
【サコナコングルメ情報】地元タイ人がサコナコンを訪れた折必ず立ち寄るお店】

【サコンナコン宿泊先レビュー】



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