Queen of silkの生産地 / バーンポーンへ行ってきました

タイが世界に誇る工芸品、シルク。

タイ東北地方はシルクの生産地として有名ですが、数ある産地の中でもQueen of silkと呼ばれる最高グレード品の産地、バーンポーンへ先週末行ってきました (^^)/

バーンポーンはおらが町ムアンカラシンより約80km。車で約1時間程。かみさんの友人の嫁ぎ先で、前々よりお誘い頂いておりました。今回バーンポーンで10km走大会もあり、旅ラン兼ねてのツアーでした。!(^^)!



バーンポーン村

少数民族プータイ族が住む村。色白でベトナム人に近い方々が多かったような印象です。(#^^#)

ショップのオーナー様

同村在住中の、かみさんの友人曰く団結力があり勤勉、質素な生活をしつつ、資産持ちが多いとの事です。少数民族によくあるパターンですよね。

パープレワー(=バーンポーン村産シルク)

当時村民はサバイプレワー(肩掛け)を正装時着用。スカートはシルクではなく、コットン品等を着用していたそうです。

*タイ国政府観光庁HPより引用

1977年にプレワーの美しさに魅了されたシリキット王妃が直々に村に来られ、肩掛けに留める事なく、ドレス地としても展開をと勧められたのがきっかけで、ドレス地への展開を開始。(これがQueen of silkと呼ばれる所以) そしてトップグレード品の生産地としての地位を獲得し現在に至るです。

王妃からのお勧めであっても当初はドレス地への展開は固辞されていたとの事です。なんせこの細かい模様。面積小さい肩掛けだけでも一仕事。ドレス用途、例えば巻スカートですと、柄にもよりますが2-3か月を要するとの事。(*_*;

美しい幾何学的模様がパープレワーの特徴ですが、その製法は、母からその娘への継承のみ、マニュアルの類は一切ないとの事。また各家庭によりデザインが事なり、日本で言う家紋的な意味合いも含まれているとの事です。

引用:

幾何学模様の原型を各家庭で独自に組合せる。

少し補足:
私自身、お話をお伺いしていた折、少しこんがらがったので補足です。
サバイ = 肩掛け。タイの民族衣装。(タイエアのCAさんのユニフォームでおなじみですよね。)
サバイプレワー = バーンポーン村の幾何学模様入りサバイ
パープレワー = バーンポーン村の幾何学模様入りシルク地

タイ航空公式HPより





パートゥン(巻スカート)の着方

パー(布)トゥン(袋)。読んで字の如し、既に袋状に仕立てられています。

袋の中へ入る

巻きつける

高さ調整

腰紐でウエスト合わせ

最終調整

着付け完了!

簡単ですね!!

直売ショップ / ラーンブンマーク マイタイ ร้านบุญมากไหมไทย

 

かみさん友人の案内で訪問したショップです。村の中では一番の規模。ご自宅分のみならず、お知り合いが織られたシルクを直売されているとの事です。

こちらが本日展示品中、最高級のパートゥン(巻スカート)。〇万バーツ。

コットン品もあります。こちらは割安。2-3,000バーツ。

ショップの場所

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正面より

アクセス

コンケン空港から車で約2時間程度。
バンコクから長距離バス便もあり。
コンケン空港でタクシー調達が無難。

 


バンコクから日帰りも可能です

シルク、タイシルクに関する知識はほとんど持っていなかったのですが、今回色々と勉強になりました。

シルク品を着用した経験無く、その良さを上手く伝えられないのは残念ですが、海外から買い付けにこられる方も少なくないとの事。バンコクでの取り扱いを確認しましたが当地のみ。或いはOTOP(One Tambon One Product、一村一品産品)認定品であり、各地でOTOP即売会があればそこでの取り扱いとの事です。

完全手織り、世界で唯一の一品。一見の価値ありです。

バンコクからですと飛行機でコンケンまで1時間、そこから車で2時間半程。日帰りも可能です。追加で情報等必要でございましたらば、遠慮なく連絡下さい。可能な限りで対応させて頂きます。(^^)/

以上タイ東北部田舎カラシンよりMKでした(^.^)/~~~

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